薬屋、シアトルに移住する

アメリカで薬剤師になるべく奮闘中の日本人薬剤師の日々を綴ります。アメリカで買える便利な市販薬のこととか、英語のこととか。

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日本とアメリカ、食文化の違い4選 ースナック編

最近ではめっきり慣れてしまったのですが、渡米してすぐの頃、アメリカ人の食生活にはたいぶ驚かされました。

今回はちょっとした間食編をお送りしたいと思います。

 

 

野菜は割と生で食べる

大人気?!野菜プレート

 

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この味気のない野菜プレート、どこのスーパーでも必ず売っています。ポットラック(一品ずつ持ち寄りのホームパーティーみたいな)のとき1人は必ずこれ持ってくるけど、あんまり人気ない気がします。みんな美味しくないことにはうすうす気づいているんじゃないでしょうか

だってこれ全部生なんですよ。そう、ブロッコリー生で食べるんですよね。

にんじんやスナックえんどうなども、生でガリガリいただきます。初めてみたときはうさぎかお前らはとたいそう驚かされました。セロリやえんどうの筋なんかももちろんそのままですので、食べると口の中がすじすじします。

あ、ちなみにマッシュルームも生で食べます。サラダに生で乗っかってきてびっくりします。

 

食べ物はとりあえずジップロックへ

確かに場所はとらないけれど

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この冷蔵庫で保管中、みたいなブロッコリーですが、そうじゃないんです。

これでもうお出かけ仕様。これをバックパックに忍ばせ授業中や休憩時間にガリガリむさぼるんです。みっともないという単語は英語にありませんからね。多分。袋に入っていて清潔であれば何の問題があろう、と。

ジップロックからドライパイナップルをぱくついてた同僚を見たときは干し椎茸かじってるのかと思いびっくりしました。

 

一度職場の休憩室にがっつりした3段のお重を持って来ているおっちゃんがいたので、お、これ奥さんが日本人なパターンか?!と思ってちょっと見てたんですが、

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ちゃんと3段のガチなやつ

 

お重からピザ出て来ました。違いました。

 

 

果物の皮は基本剥かない

剥くどころか切るのすら面倒くさい?!

 

渡米して3年、りんごの皮を剥いて食べるアメリカ人を一度も見たことがありませんいらっしゃいましたらご一報ください

バナナやみかんなど、皮ががっつり厚いものは剥きますが、りんごや桃、プラムなどはそのまま召し上がってます。

わたしの観察によると、ナイフを使わないと剥けない皮は剥かない、が基準になっているような気がします。前授業中に皮ごと柿食べてる子も見かけました。

 

ちなみにりんごを一瞬にして切れるアップルカッターなるものがあり、私は人生で必要性を感じたことがなかったのですが

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りんご切るためだけに存在するこれ

男性2人暮らしの家にも置いてあったところを見るとなかなか人気なのでしょうか。

 

ケーキは基本常温保存

冷蔵庫に入れたらケーキが固くなる?!

 

アメリカのホールケーキはほとんどの場合生クリームではなくバタークリームなんですよね。職場で初めてケーキをいただいたときのこと。バタークリームだろうとなんだろうと冷やした方が美味しいだろう、と思って冷蔵庫に入れておいたのですが、

「ケーキ冷蔵庫入れたの誰ー?!固くなっちゃうから出しとくよー!!」と同僚の声。

ケーキ=冷蔵庫で保存という私の常識が通用しなかった瞬間でした。

 

今ではすっかり驚きの連続にも慣れ、ジップロックに入れたミニトマトを休憩時間にもぐもぐする日々を送っております。これみんなやってみたらめちゃめちゃ楽ですからね?!ずぼらな方、ハマるかもしれませんよ。