薬屋、シアトルに移住する

アメリカで薬剤師になるべく奮闘中の日本人薬剤師の日々を綴ります。アメリカで買える便利な市販薬のこととか、英語のこととか。

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Pharm.D. プログラム面接当日の一日

行ってきました。

キャンパス巨大。

 

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医療系専攻の建物。面接やオリエンテーションはすべてこのビル内でした


全米で9番目の敷地面積を誇る大学だそうです。

単科の薬科大を出た私からするとどの大学も広く見えるんですが。。とりあえず学内でシャトルバスが走っている程度には広大です。

 

私の受けたAdvanced Standingというプログラムアメリカ以外の国で薬科大を卒業した人を対象に、Pharm.D.という薬学博士課程の2年次編入を認めるプログラムです。普通は薬学部に入る前に2年間の教養課程を修了しなければならないので、それを含めて計3年間、通常課程に比べて省略できることになります。

 

今日は私の他に3名の候補者がおり、4人で全過程いっしょにまわりました。

社会人経験のある落ち着いた人ばかりで、おそらく年齢も割と近かったのではないかと思います。テキサスやルイジアナなどアメリカ中から飛行機で駆けつけていましたが、私のシアトルが一番遠くからの参加だったと思います。国外からはいなかった!

 

同日にPhysician Assistant(PAと呼ばれ、少しだけ権限の少ない医者のような職業)の面接も行われており、待合室が隣だったのですが、そちらは女子ばかり7~8人、若々しくきゃっきゃうふふとおしゃべりが絶えず、アメリカの高校生を見ている気分でした。楽しそうだったなぁ。

 

はじめに30分程度、ガイダンスのようなものがあり、プログラムやカリキュラムについて説明をいただきました。ユーモアを交えつつリラックスした雰囲気で、面接前の緊張をほぐす目的でやってくれていたんだと思います。実際これでだいぶ気が楽になりました。

 

面接自体は生徒1人、試験官2人15~20分程度だったと思います。

全く威圧的でなく、笑顔でリラックスさせてくれる本当に良い試験官でした。突拍子のない質問などもなかったので、準備していたトピックからほぼ外れることなく、つつがなく終えられたと思います。周りの候補者と話していてもみんな同じような感想だったので、本当に良い試験官に当たったのだと思います。就職の面接より断っ然楽でした!

で、これだけ好感触で落ちてたらどうしましょうね。。

結果は来週教えていただけるそうです。

 

面接の後はビル内のツアーシャトルバスを使ってのキャンパス内ツアーといろいろ案内していただき、元のビルにもどって終了。

リクエストした去年の学生スケジュールを参考のためにもらい、みんなで番号を交換して解散しました。その日の夜便で帰る人がほとんどだったので、ごはん食べる時間などなくて残念でした。またみんなそろって会えますよーに!