薬屋、シアトルに移住する

アメリカで薬剤師になるべく奮闘中の日本人薬剤師の日々を綴ります。アメリカで買える便利な市販薬のこととか、英語のこととか。

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アメリカのクリスマス定番ゲーム - ホワイトエレファントで遊ぼう!

クリスマスも近づいてまいりました。クリスマスと言えば、アメリカの職場やパーティで定番のホワイトエレファントというプレゼント交換ゲームがあるので紹介したいと思います!

 

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ホワイトエレファントという名前の由来

もともとwhite elephantという単語には、価値があるんだけど実際持て余すもの、無用の長物、といった意味合いがあります。そこから派生して、自分ではいらないけど他の誰かには価値がある(かもしれない)ものを交換するこのゲームが生まれたようです。要はプレゼント交換です。別名ヤンキースワップ、もしくはダーティサンタとも呼ばれます。

 

準備編

予算を決め、プレゼントを用意する

たとえば$10なら大体そのくらいの価値のもの、と決めてプレゼントを用意します。家にあるものでも良いですし、店で買ったものでも良いです。

ここで大事なのは単にいらないもの、誰も欲しくないであろうものは選ばないこと。あとで押し付け合いになって悲しいです。笑

 

ラッピングする

アメリカのお店ではラッピングのサービスというものはほとんどありませんので、ラッピングペーパーを買って自分でラッピングをします。

開けたい!と思わせるラッピングをします。ギフトカードなど明らかにカード状のプレゼントだと一目でわかってしまうため、わざと大きめの箱に入れてみたりペーパーでカサ増ししてみたり、だますようなラッピングをすることも。

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ゲーム内容

順番決め

くじで参加者のプレゼント選びの順番を決めます。じゃんけんでも何でも良いです。

プレゼントを選び、盗む

1番目になった人はプレゼントの山の中から好きなプレゼントを選び、参加者全員に見えるように開封します。プレゼントはまだ確定していません。

2番目の参加者は選択肢があります。プレゼントの山の中から選ぶか、もしくは1番目に開封したプレゼントを盗むかです。盗んだ場合は盗まれた人がもう一度プレゼントの山の中から一つを選びます。

3番目からはこれを繰り返し、誰かのプレゼントを盗むか、もしくは新しいものを開封するかを選びます。盗んだ場合は盗まれた人のターン、さらに誰か他の人から盗むか新しいものを開封するか選べます。最後の人になるまでこの盗むまたは開封を繰り返します。

最終ターン 

すべての参加者がプレゼントを開封し(もしくは盗んで手に入れ)、全員が一つずつプレゼントを持っている状態になります。1番目の参加者は最初にチョイスがなかったため、誰のプレゼントとでも強制的に交換することができます。交換させられた側は、他の誰かと交換するかもしくは今自分の持っているもので良いかを選びます。誰かが交換をしなかった時点で終了になります。

注意

  • 1ターンにつき一つのプレゼントの移動は一回

一つのプレゼントは1ターンに一度しか移動できないので、盗まれたものを直後に盗み返すことはできません。自分の盗むターンが後程回ってくれば、そのときは盗み返すことができます。

  • 3回盗まれたプレゼントはもう盗めない

3回目に盗んだ人のところで確定です。永遠に続いてしまうので。 

 

普通のプレゼント交換は欲しくないものをもらっても気を遣って喜んだふりをしたりしますが、これはもう欲望をむき出しにして欲しいプレゼントを奪い合うゲームです。笑

遠慮はせず自分に正直にどんどん盗んでいくのが面白くなるポイント。気のおけない仲間内でのクリスマス会を予定している方、今年はぜひホワイトエレファントどうでしょうか?